BookSelection ~1分で読める良書の紹介(要約・書評)~

ブックセレクションでは「本を探す時間がない」「要点や概要だけ知りたい」といった方に1分程度で良書の紹介をしています。できるだけ短い言葉で概要が把握できるコンテンツ作りに努めます。

【マーケット感覚を身につけよう】ちきりん

マーケット感覚=価値を認識する力

→市場での価値の取引を直感的に思い浮かべる力

マーケット(市場)…不特定多数の需要者と供給者が互いのニーズをマッチさせ価値を交換する場所

市場を理解するための要素

→価値、需要者、供給者、取引条件

→加えて、取引の動機、変化、選ばれるための工夫

誰に何の価値を提供するのか?、と自らに問うべし

環境によって人によってその物に求める価値が異なる

市場化する社会→就職、仕事、結婚が市場化

ネットにより社会の市場化がますます加速

→不特定多数の需要者供給者のマッチングを可能に

ネット社会の原則→仕組みではなく個別の問題を解決

日本社会はまだまだ規制的→今後急激に市場化

ローカル市場がより大きな市場に統合される

市場の統合と序列の再構築がおきる

→究極的には世界規模の市場で世界中の序列

何が世界でトップになるか嗅ぎ分ける感覚を鍛えよ

値段は需要と供給によって決まる

需供バランスが変化→職業の優位性変化

需要が増える分野を予測しスキルや専門性を習得

深い専門性をつける前にマーケットを見極めろ

消費市場と貯蓄市場に大別される

貯蓄市場→保険会社、証券、銀行

金融機関→消費市場からお金を流入した後シェア獲得

私的援助→子供や難民は有利、中高年は不利

寄付を募る人間→「どんなストーリーを語れば資金調達をしやすいか」を考える(巧みなマーケティング

何を学習するか何にお金を使うかマーケット感覚をフル活用して考えるべき

マーケティング…マーケット感覚を用いて何らかの目標を達成するための指標

5Pや3Cよりも「価値を見極める力」が大切

テレビ市場→広告収入はリアルタイム視聴率に依存

リアルタイムで観るスポーツの価格が高騰

価値の無料提供→有料化=マネタイズ

感動市場→ドキュメンタリー、病気、スポーツ

売り手と買い手の信頼関係が取引を加速させる

「誰かに選んでもらう価値」=目利き力が売れる

「本」より「本を選ぶセンス」が売れる時代

日本の消費市場→要求水準が極めて高い

日本でごく当たり前のスキルが世界で売れる

→バイトの接客、キャラ弁、メイク動画など

高校野球プロ野球に求める価値は異なる

「取引されていない潜在的な価値に気付いて市場化」

非伝統的な価値→選んでくれる、感動を与えるなど

 

●マーケット感覚の鍛え方

⓵プライシング能力を身につける

価値を判断するための自分独自の基準

値札あるものないもの全てに値付けする

値札や相場に頼る→自分の価値基準がない証拠

「自分の価値基準に従いいくらが妥当か?」を問う

 

基本ステップ

自分にとってその商品の価値は?

他の人にとってその商品の価値は?

この商品を最も高く評価する人はどんな人か?

誰に向けて売れば一番価格を高くできるか

もしくは、一番たくさん売れるのか

コスト計算

 

やってはならないのはコストから価格を付けること

⓶インセンティブシステムを理解する

状況人の性格、行動の動機などの複雑なシステム

人が動く理由や仕組みについて日々深く考える

「金や名声のため」で済ませすぎている

自分の欲望に素直になるべし→他人のも想像できる

人間のインセンティブシステムを利用して問題解決

規則や罰則ではなくインセンティブシステムで解決

⓷市場に評価される方法を考える

「組織」と「市場」の意思決定方法の違いを理解

組織ではなく市場に評価される方法を考える

組織による評価から市場による評価に移行している

組織決定の例→旅行会社のパンフレット

市場決定の例→旅行口コミサイト→現実に近く多様

日々変化する不特定多数のニーズを探る

市場化した社会→素早い行動力と迅速な意思決定必要

「やってみて決める」スタンスが大切

失敗経験がない=チャレンジが少ない

リスクを取らない考え方は進歩を止める

必要な情報を自分で探し、取捨選択する能力が必要

学びのステップ⓵方法や知識を学ぶ⓶実践経験

市場で試してみて結果の形でフィードバックを得る

やってみる→失敗する→フィードバックを得る→もう一度やってみる、の繰り返し

⓹市場性の高い環境に身を置く

実際に価値の交換の現場に立ち会える場所exレジ打ち

市場性高い→米国、東京、動画サイト、飲食店など

 

変わらないものは替えられる、淘汰される

国や法で守られているものほど危うい

変化の流れを感じ取り、進むべき方向を見極める

→マーケット感覚は必要不可欠のスキル